「砂の瞳」
(別名:「27号」)



sable-yeux





男女どちらになる可能性も備えた両性体に生まれた27号という15歳の少年(少女でもある)の彷徨の物語です。

物語の過程では、実は彼(彼女)は人間でもなかったということがわかっていきます。彼(彼女)は古代文明が作り出した理想の生命体にして、最高の人間兵器の部品ともなれる存在だったのです。

とにかくあらゆるものの寄せ集め、とても変なストーリーのオリジナルSF構想。
最初に話の構想が練られたのはかなり前、私が高校生の頃です。…要は若気の至りの妄想話です。

今更何故そんなものを?と思われることでしょう。私も思います。
直接の動機は、最近偶然にも「両性具有って何だろう」とか考える機会が多くなったことでした。同時に、そうしたテーマに心惹かれる方々、ずっと追いかけている方々がいらっしゃることも知りました。
そこで何だか懐かしくなって、この機会にこのオリジナル構想(妄想)も紹介しちゃえ!と思ったのです。どうにも拙いイメージをご覧になった方が、「あ、こういう感じ、どこかで知ってる」とか、「私も似たようなことを考えていた」などと思ってくださったら…嬉しいかなと。

というわけで、以下、当時(1992-98年)の絵とちょっとだけ最近の絵を織り交ぜて、お話の概要をご紹介します。お暇があればどうぞお立ち寄り下さい。


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線画は1994年 2008年11月にフォトショップで加工してUp
台詞は当時のものを採用しつつ少し変更しました。なんかエヴァっぽくなってます…